リフレッシュできる癒しの時間を提供したい

「料理教室クオリア」主宰 小野孝予さん

インタビュー連載 第3回

今月のサロネーゼは、横浜市内で「料理教室クオリア」を主宰する小野孝予さん。 健康に配慮した家庭料理を軸に、日本文化の特徴である季節感、気配り、おもてなしの心を取り入れた料理教室は、実用的なうえお料理とおもてなしがトータルで学べると、多数の生徒さんが通います。 素敵なレッスンの模様と小野さんのインタビューを4回にわたりご紹介します。 第3回目はお教室の開催情報や始めたきっかけなどを伺ったインタビュー前半です。

掲載日:2015/6/15(月)

小野孝予さん

小野孝予さん

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  • サロン情報
  • レシピ

料理のほか、ワインのクラスも


――和やかな雰囲気のなか、お料理のコツがしっかりわかり、テーマに合わせたおもてなしがトータルで学べる素敵なレッスンでした。いろいろ伺いたいのですが、まずはレッスンの開催情報を教えてください。

小野さん  ありがとうございます。レッスンは月に7~8回、11時から開催しています。1クラスの定員は4~6名で、メニューは毎月変わります。
毎回旬の食材を取り入れ、日々の夕食作りに役立つようなメニューを中心に3~4品ご紹介してます。

また、家庭料理をおもてなし料理に見せる盛り付けや、お料理に合わせたテーブルコーディネート、音楽、空間の演出など、トータルでスタイリングするアイデアもお伝えしています。

そのほか、不定期ですがワインのレッスンも行っています。
テーマに沿った数種類のワインをティスティングしながらワインの基礎知識を学び、ワインに合わせた簡単なお料理のマリアージュも楽しめる内容です。


小野孝予先生1

毎日の夕飯のレパートリーが増えるバラエティ豊かな家庭料理とおもてなしの演出も学べます


――月替わりでバラエティに富んだお料理を学べるのは嬉しいですね。一層美味しくいただくためのスタイリングが学べるのも魅力です。お料理のカテゴリーも幅広そうですね。

小野さん  はい、和洋折衷様々なテーマを設定してご紹介しています。5月は「モダンチャイニーズ」がテーマでしたが、6月は「ハワイ風朝食」をテーマに、初夏の洋食メニューを6品ご紹介します。朝食をテーマにするのは、実は教室始まって以来初めてです!

年末にはおせちのレッスンを開催することもあります。お正月のもてなしのスタイリングと合わせてご紹介しており、皆さんに好評で喜んでいただいています。


目指すは各ご家庭の定番料理


――お教室の特徴やコンセプトはどのようなことでしょう。

小野さん  家庭料理をテーマに、健康に配慮し、日本文化の特徴である季節感、気配り、おもてなしの心を取り入れた料理教室です。生徒さんにはぜひおうちで作っていただきたいので、手軽に手に入る食材で作れて、極力簡単なレシピになるよう工夫し、気軽に作れて定番料理のひとつに加えて頂けるようなメニューを心がけています。

また、単にお料理を習うだけではなく、日々の生活をリフレッシュする癒しの時間となるように、少人数で友人宅にいるような和やかな心安らぐ環境でレッスンをお楽しみいただけるよう努めています。

――和やかな雰囲気のなか、生徒さんが快適にレッスンを受講できるよう配慮していらっしゃることを随所で感じました。
ところで生徒さんはどのような方が多いですか?


小野さん  20代~60代の主婦の方々が中心です。お仕事を持った方も多いです。


小野孝予先生2

食卓は至福の空間。お料理だけでなく、一層美味しくいただくための特別な質感を提案


――印象に残るお教室名ですが、由来を教えてください。

小野さん  クオリア(qualia)とは、ラテン語で私たちの日々の暮らしの中で感じる特別な質感のことを意味します。
食卓は家族や恋人、気の置けない友人と、時にはときめき、時には心地良く心豊かに過ごす至福の空間です。その食卓に漂う特別な質感’クオリア’を大切にしたい。そんな想いから教室名を’クオリア’と名付けました。

――とても素敵ですね!”特別な質感”を意識すると、食卓も、人生も変わりそうです。


きっかけになったアドバイス


――お教室をはじめてもう9年とのこと、はじめたきっかけを教えてください。

小野さん  子育てが一段落した頃に、何か仕事をしたい、同じするなら大好きな食に関する仕事をしたいと思い、フードコーディネーター養成スクールに入学しました。
その後そこを卒業した後の進路を悩んでいたところ、同じように主婦からフードコーディネーターになった経歴をお持ちのスクールの先生が、

「お子さんもまだ小さいし、今からフードコーディネーターさんのアシスタントになったり企業に勤めたりするのはなかなか難しいと思うから、まず自分のできることから始めてみたら?
自宅で子育てをしながら無理なくできる料理教室はどう?大人向けの教室が不安だったら、お子さん向けの教室からスタートしてみては」
とアドバイスをしてくださいました。

それまでは料理教室を開こうと思ったことは全くなかったのですが、アドバイスがとても腑に落ちて、最初はお子さん向けの料理教室を始めました。そしてしばらくしてから、大人向けの教室を始めて今にいたります。

ちょうどその頃地域のニュースペーパーに載せてもらったり、ホームページやブログを立ち上げ、少しずつ生徒さんが増え、企業さんからお仕事の依頼もいただくようになっていきました。


小野孝予先生3

同じ境遇の先輩のアドバイスで自宅料理教室を開始。いまでは教室外でも幅広く活躍


――そうだったのですね。自宅料理教室は、直接生徒さんの喜ぶお顔が見れて、ライフスタイルに合わせてアレンジもできる素敵なお仕事ですよね。


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いまではお教室以外でも料理講師を務めたり、メディアにも出演するなど幅広く活躍していらっしゃる小野さん。自宅料理教室をベースに念願だった食に関わる仕事を継続し、そしてますますステージアップしていらっしゃいます。
大好きな仕事に取り組んでいる喜びが、素敵なお教室の雰囲気を生み出し、生徒さんにリフレッシュできる癒しの時間を提供し続けていける原動力なのかもしれません。

次回最終回は、お教室運営の工夫やこれからの夢などを伺ったインタビュー後半をお届けします。
どうぞお楽しみに!

インタビュー・テキスト=窪田みゆき写真=原田圭介



プロフィール
小野孝予さん

小野孝予さん
料理研究家

株式会社クオリア社長
料理教室クオリア主宰
通販サイト【モダンシノワ】店主
ソムリエ(日本ソムリエ協会認定)
きき酒師(日本ソムリエ協会認定)
チーズプロフェッショナル
(チーズプロフェッショナル協会)
フードコーディネーター
テーブルコーディネーター
など

航空会社に在職中、各地の滞在先で本場の味や様々な食材に出会い、次第に食や料理に興味を持って研究し始める。
また田崎真也氏に師事し、ソムリエ、きき酒師の資格を取得。退社後は家事、育児の傍ら、ポースレインぺインティングを中心に磁器への絵付け技術とテーブルコーディネートの勉強を始める。
佑成陽子クッキングアートセミナーで料理、レシピ開発、フードスタイリングを学び、料理教室のアシスタントを経験後、2006年夏、自宅にサロンスタイルの料理教室を開設し現在に至る。
各種料理イベント(日本橋三越、玉川高島屋)やメディア(NHKTV、ラジオ文化放送、ラジオFMサルース)などにも出演。
2010年秋、シノワテイストのテーブルウエアネットショップ【モダンシノワ】オープン。
http://www.modern-chinois.com

サロン情報

「料理教室クオリア」

横浜のはずれ、都会の喧騒から離れて自然環境に恵まれた講師自宅のダイニングキッチンで、少人数制サロンスタイルのレッスンを行なっています。
手軽に手に入る食材と調味料を使って、健康に配慮した簡単に作れる家庭料理を毎月ご紹介します。
日本文化の特徴である季節感、気配り、おもてなしの心を取り入れたアイデアも満載です。特別な日やおもてなし時にも役立ちます。おしゃれな食卓で、楽しくおしゃべりしながらの美味しい試食タイムも好評です。
30代~60代主婦のご参加が中心です。
パーティ形式のワインとチーズのレッスンも不定期開催しています。
日本の伝統の知恵と美、東西、対極の感性をバランスよく生活に 組み入れ、「人に良い」食と食空間作りを出発点に、「人が主」の心地 よい住まい作りへと広げた、健やかで安全、健康で美しい”くらし”を実現します。

ジャンル:

家庭料理、ワイン、チーズ、おもてなし、テーブルコーディネート、ナプキンワーク

サロン特長:

初心者歓迎、平日開催、土日開催、お友達同士歓迎、少人数制(6人以下)、体験教室あり、予約制、駐車場あり、駅近(徒歩10分以内)

所在地:

神奈川県横浜市青葉区

ホームページ、ブログ:
http://www.qualia-cooking.com/

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レシピ

にんじんの中華風すり流し
にんじんの中華風すり流し
(4人分)
・にんじん 2本
・生姜 1/2片
・白飯 大さじ2
・水 3カップ
・紹興酒 大さじ1
・ごま油 大さじ1
・中華だし 大さじ1/2
・花椒 少々
・塩 適宜
・茹でグリーンピース 適宜

作り方
  1. 【野菜を切って炒める】
    にんじんは皮をむいて2~3cm角か細切りにし、生姜はみじん切りにする。鍋にごま油と生姜を入れ、弱火で炒める。香りが出たらにんじんを加え、中火で2~3分炒める。
  2. 【煮て上げる】
    1に水を入れて熱し、沸騰したら中華だし、紹興酒、白飯を加える。15~20分中弱火で煮てにんじんが軟らかくなったら、ハンディーブレンダーで滑らかにする。花椒を加えて塩で味を調え、器に盛ってグリーンピースをのせる。

<アドバイス>
白飯は濃度を付けるために入れています。紹興酒の代わりに日本酒でもOKです。
麻婆豆腐や坦々麺などの四川料理に欠かせない中華スパイス「花椒」(中国語読み ホワジャオ、日本語読み かしょう)の正式名称は、「華北山椒」(かほくざんしょう)と言います。日本の山椒と同属異種なので、区別するために「四川山椒」や「中国山椒」とも呼ばれます。日本でも比較的手に入り易くなりましたが、なければ入れなくても結構です。
彩りに旬のグリーンピースを使いましたが、細ネギ、パセリなどご家庭にある緑の野菜でOKです。

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